ボルダリングチョークの使い道とおすすめの種類

まだボルダリングジムに行ったことがない方でも、クライマーが、腰に付けた袋から白い粉を取り出しているのを見たことがあると思います。
これはクライミングをするときに必要なチョークというもので、ボルダリングには必要不可欠なアイテムです。
これがあることよって、ボルダリングのしやすさが格段に上がるため、プロ・アマチュア問わず使用されます

炭酸マグネシウムが原料になっており、手からの発汗に対する滑り止めの効果があります。
野球のピッチャーや、体操の選手も使用していますね。
クライミング業界では「松ヤニ」が配合されていないものが主流になってきています。


粉状、固形、液体の商品が昔からスタンダードで販売されています。
最近ではペースト状のものや粉チョークを付ける前の下地など、新しい商品も登場し始めています。

1.粉チョーク
一番使われているチョークではないでしょうか。他の種類より一番コッテリ手にチョークがのります。
ほとんどの場合は、チョークボールと呼ばれる布でできたボール状のものに入れて使います。
チョークバッグにダイレクトで入れて使われる方もいらっしゃいますが、クライミングジムによっては飛散が多いので禁止されています。
通われているジムに確認をしてから、使用方法を決めましょう!

2.固形チョーク
俗に、ブロックチョークと言われます。
大抵は四角い形をしており、チョークバッグに入れて使用します。
石鹸を付けるように手のひらにこすりつけて使いますが、擦り込む分、粉チョークより手の皺の間までチョークが入り込む感覚があります。

3.液体チョーク
一番シンプルなものは、粉チョークをエタノールで溶かしたものです。
分離するので、使用する前にしっかり振って攪拌して手に付け、乾かして使用します
商品によって、それ以外の添加物が入っていたり、攪拌しやすくしていたりと工夫されているものもあります。
粉、固形との一番の違いは、エタノールが揮発する際、手の水分もとばしてくれるところです。


この動画は、当店クライミングジム ガレーラ(まぁ私なんですけどw)が2019年の1月に公開したものです。
現在2万回以上再生されています。
動画で見た方がわかりやすいと思いますので、是非ご覧ください。

いろんな種類のチョークがありますが、初心者の方が最初に購入する場合は、液体チョークがおすすめです。
というのも、粉チョークと比べて手や服が汚れにくく、容器が持ちやすいため、管理が楽というメリットがあります。

液体チョークだけではモノタリナイと感じて、追い追い、粉チョークを用意したとしても、液体チョークを一つ持っておくと良いという理由もあります。
なぜなら、粉チョークと併用して使うこともでき、自分好みのチョークアップ(チョークを付けること)を探すことができるからです

この機会にぜひ、マイチョークを購入してみてはいかがでしょうか!
当店でも店頭販売しております。よろしくお願いいたします(笑)