初めてボルダリングに挑戦する人は、どうしても腕の力でホールドにしがみつき、ずっと体を壁に引き付けたままになってしまいます。
普段の生活で、高いところに登るということは少ないので、「落ちまい」とすると本能的にそうなってしまいます。
しかし!ボルダリングのコツはとにかく腕の筋肉だけに負担をかけすぎず、体全身を使って登ることです。
まずはそこを身体で覚えましょう。
100文は一見にしかず。100見は一体験にしかず。
この動画は、当店クライミングジム ガレーラ(まぁ私なんですけどw)が2018年の7月に公開したものです。
現在8万回以上再生されています。
動画で見た方がわかりやすいと思いますので、是非ご覧ください。
まず、持ちやすいホールドだ!と感じているホールドのところでは、力みすぎずぶら下がるイメージで腕を伸ばしてみてください。
鉄棒でぶら下がるだけ。ということは、どなたでもできるのではないでしょうか?あのイメージです。
腕は伸ばして腰を落とします。
( ↑ こんな感じ)
そこから、足でしっかり立つようなイメージで、足で立ち上がる力も使って、次のホールドを掴みにいきます。
次のホールドを掴みに動く時に一番力を入れます。
この繰り返しが、すぐに腕がパンパンにならないコツです。
足で使うホールドで、とても小さく感じるものもあると思いますが、足はつま先を壁に垂直に置くのもコツです。
初めのうちは、壁と常に真向かいになるような(おへそが壁に対して垂直の向きになる)意識を持って、ずっと上を見たまま動くのではなく、進む方向を見て確認した後は、足の位置はバランスが良いか、足が置けているか、確認することもコツです。
バランスの良い足の位置で動き出せば、身体の軸がブレにくいでしょう。
動画の中、前半で特に強調していますが、動き方は基本的に足が先で手が後です。
それほど足の位置は重要ですので、簡単なコースで、足の位置が違うだけで、身体にかかる負荷が全然違うことを確認してみてください。
上記動画のようなボルダリングハウツー動画は、現在 #05 まで公開しておりますので、ぜひ次のステップとしてご覧ください!