ボルダリングには囲碁や将棋、書道などのようなランクがあるのをご存じでしょうか。
国によって、表現や内容は異なるのですが、日本では「段/級」というランク(グレード)が一般的に浸透しています。
上の例にあげたように、囲碁や将棋、書道やそろばんなどで親しまれていることから、1990年代後半から草野俊達さんがボルダリングにもこのシステムを使用し始めて定着していきました。
いきなり話が少しそれましたが…
実際にボルダリングジムに足を運ぶと、コースの難易度が「級」で表されていることがほとんどです。
多少ジムによって同じ級でも難易度に差があるのですが、初心者の目標になってくるのが5級でしょう。
初めてのボルダリングチャレンジで、どんなランクが登れるかは人それぞれなのですが、6級を登れる人も少なくありません。
5級が初めての壁
と言っても過言ではないでしょう。
手順や足の位置、ムーブを駆使できるようになってくると、5級課題の完登も見えてくるはずです。
一つのジムに、同じランクの課題が一つしかない。ということはほとんどないので、タイプの違った5級の課題を全て登りきる!
というふうに中級者への道のりを楽しんでもらえればと思います。
(↑ 5級にチャレンジするガレジョ)
さて、初めに、ボルダリングジムによってグレードの差が多少はある。と言いました。
これはどういうことかというと、Aのジムでは6級くらいに感じる難易度のコースが、Bのジムでは5級としてランク設定されている。
というようなことがある。ということです。
ボルダリングのコースは人が作るものであり、強度に明確な基準を設けづらいことから、どうしてもこのようなことが起こります。
(良い、悪いの話ではなく事実として…)
そこで、2017年からスポーツクライミング協会主催の「ボルダリング検定」が実施されるようになり、検定に参加し実技に合格すれば、
一定の統一されたランクとして、認定されるということが可能になりました。
ボルダリング検定は5級から最も難しい1級まで開催されています。
東京や大阪はもちろん、会場もどんどん増えていっているので、初心者の目標の一つとして、検定に参加し、5級の取得を目指すというのも良いと思います!
詳しくは ボルダリング検定のホームページ をご覧になっていただければと思いますが、
5級は大勢の受験者が一斉に試験を行うセッション方式で行われ、用意された5つの課題をこなすことで、総合的なクライミング能力が試される内容です。
5つの課題のうち3つ以上をクリアすると合格となり、その証明として合格バッジがもらえます。
なお、クリアした課題の数によってブロンズ(3課題クリア)、シルバー(4課題クリア)、ゴールド(全課題クリア)の3つが用意されているようですので、
ぜひゴールドバッジ目指して頑張ってみましょう!
初心者ならまずはボルダリング5級を目指そう
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