初心者のためのボルダリングテクニックをご紹介

ボルダリング初心者は、まず基本姿勢をマスターしましょう。
腕ばかり使うとすぐにギブアップしてしまいますので、負担をかけないように腕は伸ばして、足に体重を乗せるよう腰を落としてください。

足はホールドにつま先だけ乗せて、壁に直角になるようにするのも有効なテクニックです。
初心者は安定するために壁に対して水平に足をホールドに置きたくなりますが、動きを制限しないように直角に向き合うのもポイント。

ここらへんは以前のブログにも書いたのでチェックしてみてください。

ボルダリングはムーブ習得がキモ!でもその前に
ボルダリングのコツを伝授します


上記のブログで書いてないことと言えば、横移動や斜め移動するときには、クロスというテクニックもあります。

これは、例えば、体の位置に対して右側にホールドがある場合、単純に右手で掴みたくなりますが、あえて手をクロスさせて左手で掴みにいくというテクニックです。
なぜクロスが必要かというと、さらにその次のホールドが右側にあり、右手右手と進めようとしても届かない距離関係の時に必要になってきます。

両手持ち(マッチ)すればいいじゃない!と思うかもしれませんが、マッチできる程大きなホールドではない場合、クロスをせざるを得なくなります。

慣れてきたら、地上でクロスが必要か?マッチできるか?と考えて、完登までの道筋をしっかりイメージしましょう。
登る前にコースを観察して考えることをオブザベーションと言います。
オブザベーションも、コース攻略するための一つのテクニックと呼べるのではないでしょうか。




この動画は、当店クライミングジム ガレーラ(まぁ私なんですけどw)が2019年の4月に公開したものです。
現在1万回以上再生されています。
動画で見た方がわかりやすいと思いますので、是非ご覧ください。

オブザベーションがうまくできるようになってきたら、いろんなテクニックが体に染み込んできた証拠ですね!

意外と、こういう技術的なことを質問されることが好きなジムのスタッフも多いので、一人で理解し難い場合は、スタッフさんに聞いてみましょう!

ちなみに、私も、テクニックの話をするのは結構好きですw